12月某日シーチャン島釣行 その1

2016-12-24

こんにちは。

12月某日、シーラチャからシーチャン島近郊の列島周りで船釣り釣行に行ってきました。

出発港のシーラチャですが、周囲には工業団地が複数在り、メーカーさんを中心に多数の日系企業が進出しており、シーラチャ中心地付近には多くの居酒屋、レストラン、日系スーパーなど複数の施設がここ数年続々オープン、日本人学校もオープンし、以降単身者、ご家族帯同者問わず多くの日本人が住まれる街でもあります。

出発港ですが、以前は別名「タイの江ノ島」といわれたローイ島から出港していたのですが、約二年間の桟橋工事があるため、現在はシーラチャの市場近くのジャリーン港から出航しております。

今回はシーチャン島の手前の島・カームヤイ島で、「釣らせるキャプテン」として、釣り人の間では有名なタンさんの船で、弓角、ジグなどキャスティングでの釣りとなります。
カームヤイ島までは、シーラチャからの定期船、またはスピードボートの二通りの方法でアクセスできます。
スピードは遅いが料金が安い定期船(50B/人)、値段は高いがカームヤイ島まであっという間のスピードボート、船酔いしやすい方にはスピードボートのほうが良いみたいですね。(どうせ揺られるなら少しでも時間が短いほうがいいのでしょうね)

今回もジャリーン港から出港、週末ということもあり始発便でも荷物・人満載で躊躇してしまいます。足の踏み場も無いほどでしたので、今回はスピードボートで行くことにしました。

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スピードボート、流石に早く20分ほどでカームヤイ島に到着。シーラチャではほぼ無風で釣り易そうな印象でしたが、沖合いに出ると意外と風も強く、特に北風が強いと感じます。タイの乾季では雨季の南風とは打って変わって北風一辺倒となり、特に雨季と乾季の変わり目には海上が荒れることも良くあると聞いていましたが・・・今日はそんなコンディションになるのではと嫌な予感も少ししてきました。

カームヤイ島では、タンキャプテンがすでに準備万端の状態でお待ちしておりました。可愛らしい小型船で一部の日本人釣り客からは「幸せの黄色い船」と呼ばれているそうです。(ブルーのシャツを着ておられる方がタンさん)

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こちらのタンさんの船ですが、恐ろしいくらいスピードが出ず、「歩いたほうが早いんじゃないか?」と思うほどです。移動中はタンさんは厳しい表情で常に海上をみており、ナブラを見つけると「早く投げろ!!」とハッパを掛けられます。「釣らせるキャプテン」として有名なタンさんの真髄を見た気がします。

カームヤイ島出港後、悪い予感は的中し風が強く沖合いではウサギが飛んでいる状態。船も大きく揺れ、立つ事はおろか、クーラーボックスの上に座っていても右に揺れ~、左に揺れ~仕掛けを作るので精一杯の状態です。ここまで荒れることはあまり無く、やはり季節の変わり目だったのが大きな原因なのでしょう。
出港後約30分、沖合いに浮かぶ大きなブイ周りが今回の最初のポイントです。
今回のメインはアジ類などの回遊魚がメインターゲットになり、大型貨物船の周り、沖合いの大型のブイ、橋げたなどを目掛けてキャスティング。

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こういったストラクチャーに回遊魚が付くことが多く、魚の食いが立っている状態のときはこういったストラクチャーの周りでよくナブラを見かけます。
今回は波も高く、魚が浮いている感じがしないため、弓角をそこまで沈めてそこからリトリーブする作戦で、まずは第一投!当日は中潮、満潮30分前ということもあり大変潮が早く仕掛けが少し流されますが、この近辺は水深もあり(恐らく30m前後)、なかなか底取りも難しい状態。それでも第1投から50cm前後のソコソコのマブタシマアジが上がりました。
その後はイケカツオ、マテアジなども単発的に当たりますが、群れが小さいのか、食いが悪いのか、腕が悪いのか、なかなか連発しません。
海の状況も良くならず、上げ潮からの時合いも終わり、カームヤイ島方面まで少し戻り、旧日本軍の砲台後まで移動しました。

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この周辺はちょうど島影となり、風・波も沖合いと比較すると落ち着いた状況になっていました。この周囲は魚の通り道になっているようで、大型のコロダイ、ハタ、イケカツオ、なども良く上がります、また島に向かってはゴロタ石の混じる駆け上がりに成っており、エギでのアオリイカの実績も高いポイントです。
当日のここでの狙いはカンルアン!小型のアジで大きくても20cm前後しか成長しませんが、味は抜群!フライなどにしても、深いコクがありふんわりとした食感で幾らでも食べられるほど美味な魚です。究極は三枚におろした後で、少々酢で〆た握り寿司が絶品です。
主に海中に沈められた支柱(?)周りに付いていることが多く、この日もこの支柱周りで入れ食いです。釣り方はサビキ仕掛を一旦底まで沈めて、ワンピッチジャークでしゃくりあげて、また底まで落とす、この繰り返しです。しゃくった後の一旦仕掛けが止まるタイミングにあたり集中し、2連、3連とどんどん釣果を伸ばして行きます。
そんななか、タンさんがジグサビキで60cm前後のコロダイを上げておられました。今回は思ったより状況も悪く、大型の魚が少ない状況でしたので、タンさんからコロダイをプレゼントして頂きました。コレで宴会の主役は決定です。
カンルアン、その後も釣れ続け4~50匹ほど釣り上げた段階で今日は納竿としました。

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釣った獲物はバンコク市内の居酒屋に持ち込み宴会。今回の主役はコロダイの刺身!意外とアシの速い魚で、血抜きをすぐにしないと、血が体に周り生臭くなることもあります。釣った後はすぐに〆て血抜きをすることをお勧めします。
主役のコロダイの刺身、マブタシマアジの刺身、また大好きなカンルアンの握り寿司も作っていただきました。

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やはりカンルアンは美味しい!バンコクでも流通すれば良いのになぁといつも思います。
※フジスーパーでたまに見かけますが、鮮度は怪しくフライなら問題なさそうですが刺身・寿司には合わないでしょうね。

今回は状況が悪く思ったほどの釣果は上がりませんでしたが、1月~4月までの乾季が特にベストシーズンといわれるシーチャン島近郊での釣り。今後も仕事の合間を縫ってどんどん釣行してきます!
バンコクから僅か1時間半程度の距離で、こういった釣りが出来ることをご存知無い方が意外と多くいらっしゃるようです(私自身もそうでした)
釣行ご希望の方がいらっしゃったら、予定を合わせて是非一緒に行きましょう!

筆者連絡先:yoshida@jace-th.com

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